飲食店でのアルバイトをバックれた時の話

今思えばとても悪いことをしたと思うのですが、その時は自分のことで手一杯で、バイト先の人たちのことを考える余裕なんて微塵もありませんでした。当時私は飲食店のアルバイトをしていました。そのアルバイトは面接こそ受けましたが、親に紹介してもらった親族のお店でしたので、面接はあってないようなものでした。アルバイトの内容は主に接客で、注文を受け取ってオーナーに伝えるだけのものでしたが、その日は欠員が出たとかで厨房を任されていたことを記憶しています。また、私はその時高校を辞めるかどうかの瀬戸際に立たされていました。イジメが原因です。
高校を変わらなければいけないくらい、私はイジメによって追い詰められていたのです。そんななか、普段任されている接客ではなく、経験したこともない厨房に研修もなしで入れというなんて、あまりにも無茶というものです。私は自分の体と心に鞭を打って、なんとかして業務をこなそうとしましたが、どこかで心が折れる音がしてしまい、最後までこなすことができませんでした。
だんだんとこんな仕打ちをするオーナーにたいして腹が立ってきてしまい、頼まれてもいない五目ごはんを五号も炊いてばっくれたのです。今でこそ笑い話にできますが、当時は情けなさとオーナーへの怒りで肩が震えていたような気がします。オーナーもせっかく雇ってやったのに、五目ごはんつくられるわ、バックレられるわで散々ですよね。その時の親戚のオーナーとは今とても仲良くしているので、笑い話にできますが、当時は本当に間違っても笑えるような状況ではありませんでした。
高校は結局やめるようなことになってしまいましたが、その後に編入した高校では非常に良い高校生活が遅れたと思っています。それもこれも全て、もしかしたらあの時の飲食店のアルバイトのおかげかもしれません。笑い話として飲食店のアルバイトをバックれた話をここにかけるのも、またあのオーナーのおかげなのです。

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